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労働災害対策(5)挟まれ・巻き込まれ防止策

労働災害の多くが機械の回転部・駆動部・加工部・投入口・排出口で発生しており、これらの箇所に挟まれたり、巻き込まれると大きな怪我になる可能性があります。
「挟まれる」「巻込まれる」の危険箇所をイメージしたうえで、具体的な防止策を知り、日頃の危険予知をしっかりおこないましょう。

図解:危険箇所の例

「挟まれる」「巻込まれる」の危険箇所を図解します。これに該当する箇所がないか、改めて確認しましょう。


具体的な注意事項

作業で機械を使用する場合は下記の注意事項を再確認し、事故防止に努めましょう。

挟まれ、巻き込まれの防止策

  • 服が機械に巻き込まれないよう、作業服・帽子はきちんと着用すること。
  • 瞬時に巻き込まれる恐れがあるので、回転中の加工物には絶対手を近づけないこと。
  • 機械の可動部には絶対手を出さないこと。
  • 安全カバ−が外れていたら作業を中断して上長に報告すること。
  • 巻込まれ危険箇所のある回転機械(例:ボール盤や旋盤)では手袋を使用しないこと。

まとめ

一見、こうしたルールには遠回りと思われるようなものがあります。しかし、それは長い時間をかけて培われてきた知恵であり、ルールを守ることが安全対策のポイントなのです。

「機械の清掃をする時」「もし機械に異常(物が詰まった・落ちた等)が生じた時」など、トラブルが起きたら必ず報告・連絡・相談するよう、日ごろから注意喚起していきましょう。

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