安全衛生〜熱中症の予防〜

夏季に気をつけたいのが熱中症。また、春・秋であっても気温が高い日には注意が必要になります。
よく聞くキーワードですが、改めて症状や対処方法などを確認し、環境の見直しや事前対策を準備しておきましょう。

・気温が高かったり、激しい運動などで体内でたくさんの熱が発生。
・大量の汗をかき、体内の水分が不足。
↓
体温調整や、体のコントロールがうまくいかなくなる。

熱中症を疑った時は、死に直面した緊急事態であることを認識し、救急隊を呼ぶことはもとより、すぐに体を冷やすことを始めましょう。

●涼しい環境へ避難
−風通しの良い日陰や、冷房の効いている室内へ避難させる。
●脱衣と冷却
−衣服を脱がせる。
−首、脇の下などを氷のう、冷たい濡れタオルなどで冷やす。
−扇風機やうちわで風を送る。
●水分、塩分の補給
−冷たいお茶、水、スポーツドリンクなどを与える。
※水に少しの塩分と糖分を加えたものや市販のスポーツドリンクに水を加えて薄めたものが良い。
※「呼びかけに対し反応がおかしい」「応えない」「吐気がある」ときは安易に水は与えない。
●病院での手当て
− 自らが水分補給により対応できない・症状が重い、という場合には必ず、緊急で病院へ搬送／救急隊の要請を行う。